大会の開催にあたって

 県内外より、本大会に参加してくださいました各チームの皆様、ようこそ花巻においで下さいました。心より歓迎申し上げます。
 湯本中学校バスケットボール部招待試合も数を重ね14回目の開催となりました。 東日本大震災で被災されたバスケットボール部の仲間を支援するための交流大会としても3回目を迎えることとなりました。震災から約2年3ヶ月が経過し、復興に向けて様々な努力がなされていますが、まだまだ不自由な生活や学習環境の中で、一生懸命活動していることと思います。この交流試合を通して、日頃の練習の成果を十分に発揮し、チーム一丸となって一人ひとりが全力で最後まであきらめずプレーする姿から、勇気と希望を頂けるものと思っております。皆さんは、将来、直接あるいは間接的に復興の担い手となる仲間です。各チームの団結力を深めるとともに、互いを讃え合い絆を深めあえる大会となることを願っています。
 本大会の開催と運営にご尽力いただきました関係者の皆様と会場をお貸ししていただきました花巻東高等学校様に心より感謝申し上げます。

岩手県花巻市立湯本中学校 校長 薄衣 淳

 あれから3年・・・
 今の3年生は震災直後に怯えながら、卒業式や入学式もままならず中学生活が始まりました。子供たちの周りにはいつも大人の不安な顔ばかりがあったと思います。それでも、そんな全てを受け入れ逞しく成長してくれました。いつでも私達父母の支えになったものは子供達の笑顔だったと思います。楽しそうに一生懸命バスケットに取り組み、目標に向かい汗を流す姿に私自身支えられた3年間でした。【東日本大震災・支援交流試合】として被災地の子供達と触れ合い、戦う姿、そして笑顔が見られることは本当に嬉しいですし、大人もあらためて学ぶことが多いと感じます。この先10年20年と復興の主役はこの子達、真に絆の意味を学んだからこそ、バスケットを通してさらに強く強く繋いで欲しい・・・支援交流試合としては今回が最後となりますが、この3年間で湯本中学校バスケットボール部の活動が被災地バスケ部の笑顔の一部になれたのであれば幸せです。お互いに沢山の宝物を得たと信じています。
 あの時を絶対に忘れません。
父母として中学校で学んだこと、そして全ての出会いに感謝いたします。ありがとうございました。

湯本中学校バスケットボール部父母会会長 千葉 幸夫